[実は機能よりデザイン重視なのかも?]iPad mini 6 Smart Folioを装着し1週間使ってわかった9の真実と2の不安

Madanai
Madanai

iPadのケースはどれがいいのか?最近は多機能スタンドなども加わりさらに難解な問題となっている。今回は、そんなiPadケースの中でのスタンダード、Smart FolioをiPad mini 6用に購入したのでレビューをしていく。

空白の1ヶ月

実は、iPad mini 6を開封したのは10月27日。開封後にすぐAmazonでSmart Folioを購入していたのだが、、、

・・・・・・ ・・・・・・

・・・・・・ ・・・・・・

・・・・・・ ・・・・・・

購入から1ヶ月経過しても家に到着しなかった。

しかも配送についての情報が全く無く、しょうがないのでAppleの公式ストアで購入し直した。

なんと、Appleの公式ストアで購入し直すと、注文から2日で届いたのだった。さすがApple公式。

1ヶ月使ってみた感想

ここからは、待ちに待ったSmart Folioを1ヶ月使ったことで見えてきたメリット・デメリット、Smart Cover時代にあった長期使用の問題点から生じた、Smart Folio長期使用に関する不安、Apple純正アクセサリーであるSmart Folioの素晴らしさについて解説していこうと思う。

メリット

①何も考えずにスタンドできるようになった

Smart Folioが到着するまでの1ヶ月間は、サンワサプライの折りたたみにキーボード「400-SKB051」に付属していたスタンドを使用していた。折りたたみキーボードを使わない際にもスタンド目的でスタンド単体をiPad mini 6と一緒に持ち運ぶ必要があったので、手元ですぐスタンドできるようになっただけでも本当に快適に感じた。

ゲーム中でもブラウジング中でも即座にスタンドできるため快適。特に、Macとの連携機能でもあるSideCarを使う際には、何も考えずかつ高速にスタンドできるSmart Folioこそ最強だと言える。

何も考えずにMacと近い角度でスタンドできるし、Apple純正だからこそ、Macと並べてもデザインに悪影響が全くない。というより、一体感がすごい。MacBook Pro 16インチと同じほどの重さで最高に美しいデュアルディスプレイ環境を持ち運ぶことができるという究極の作業環境が何も考えずに出来上がるという隠れたメリット、実はSmart Folioを選ぶ要因として一番大きいものかもしれない。

②背面の出っ張りカメラを気にする事なくガシガシ使えるようになった

iPad mini 5からiPad mini 6へアップデートされた際に、カメラのスペックアップと共にカメラ部分に出っ張りができた。当然裸使用ではカメラ部分に傷がつかないよう、常に注意をする必要があった。

Smart Folio導入によってカメラ部分がフラットになるためカメラを気にするストレスがなくなり、飛躍的にガシガシ使えるようになった。その結果、自然とiPad mini 6を手に取る回数も増えた。これだけでも購入する価値が十分あるといえる。

それに、このメリットによって、iPadのカメラに対する考え方も変わった。カメラのスペックアップが良いことであるのは言うまでもないのだが、それによってできるカメラの出っ張りは、その大きさゆえに机に置いて使用する事例が多いiPadと非常に相性が悪いと感じていた。しかし、Smart Folioを使用することによってハイスペックになったカメラを何も気にせず使うことができる。

現在のiPadのラインナップでは、iPad mini 6だけではなく、無印iPad以外の全てのiPadにはカメラに出っ張りがある。無印iPad以外のiPadを使用している人でカメラの出っ張りを気にしている人は今すぐSmart Folioを購入して欲しいと思ってしまうほどの大きなメリットだ。

③本体の傷もつきにくくなり、液晶へのダメージも減ったのではないか

画面部分しか保護できなかったSmart Cover時代からの超進化。Smart Folioは画面も背面も両方保護できる。傷がつくのも愛着が増すのでいいことではあるのだが、iPad mini 6はその使いやすさゆえにもの凄い回数で手に取るため、本体に傷がつくペースが許容できるものではなくなる。もちろん液晶もそうだ。

Smart Folioがあれば、側面こそ保護できないものの、大事な背面とディスプレイ部分を保護することができる。特にiPad mini 6はゼリースクロールを筆頭としてディスプレイに多少の問題がある可能性も高いため、常にディスプレイを保護することは後々のトラブルを防ぐことにもつながる。長く大事に使いたい人や、売却を前提に使用している人にはこのメリットは大きいものではないだろうか。

④デザインが良すぎる

Smart Folioのカラー(イングリッシュラベンダー)は、iPad mini 6本体のパープルとは少し違う色で違和感を感じる可能性が高いと思っていたが、なんとなんと、このイングリッシュラベンダーのカラーはiPad mini 6本体のTouch ID内蔵電源ボタンやApple Pencil(第2世代)用Smart Connectorの色とほぼ同じものになっている。さすが純正。他のカラーはどうなのかわからないが、本体との一体感でケースを選ぶなら、Smart Folio以外有り得ないと感じてしまうような、純正だからこそのメリットだ。

デメリット

①僅かに重くなった

Smart Folio単体の重量はなんと105g。そのため、iPad mini 6(僕が選択したのはWi-Fiモデル)の重量293gと合わせると、なんと398gとなる。全然miniじゃない重さ。

僕が以前使っていた無印iPad(2018 Wi-Fiモデル)の重量と含めまとめると、

・iPad mini 6単体・・・293g
・iPad mini 6+Smart Folio・・・293g+105g(398g)
・無印iPad(2018 Wi-Fi)・・・469g

となる。無印iPadと比べれば全然軽いし、Smart Folio自体の素材も触り心地が良く疲れにくいのはわかるのだが、明らかにminiとはいえない重さになってしまうのは購入前に知っておく必要がある問題点だろう。

②縦スタンドできない

Smart Cover時代から続くデメリット。他メーカーのスタンドが軒並み縦スタンドに対応しているのに、Apple純正が対応していないのはどういうことなのだろうか。縦置きしか対応していないアプリもあるし、特にiPad mini 6は縦でスタンドさせたいタイミングも他iPadより多いはず。これからの進化で解消されてほしい大きなデメリットである。

③スタンドが1段階しかない

先ほど縦スタンドができないというデメリットを挙げたが、実はSmart Folioは多段階スタンド(横)にも対応していない。使う場所によって見やすい角度は違う場合がほとんどなのだから、そろそろ他段階スタンドに対応してもいいのではないだろうか。。。

何も考えずにスタンドできることと表裏一体のデメリットであるし、シンプルさや使いやすさをキープしながら他段階スタンドに対応させるのは至難の業なのだろう。

④ディスプレイに折り目の跡がつく

これもSmart Cover時代からのデメリットなのだが、Smart Folioはカバー裏面の折り目の跡がディスプレイにそれなりの、というより指紋ベタベタの状況でもはっきりわかるくらいの跡がつく。保護フィルムは必須と言ってもいいだろう。それなのにApple公式の保護フィルムはない。なぜなのか。

⑤いくらなんでも高い

iPad mini 6用Smart Folioの値段は、ケースとしては異次元の7480円。Apple純正であるがためにデザインにもこだわっているのもわかるし、確かに実用性も非常に高い。
しかし、縦スタンドをはじめとするSmart Folioより安く軽量なスタンドが対応している一部機能に対応していないと言うのは見逃せないデメリットだろう。

Smart Folioの長期使用に対する不安

僕は無印iPad(2018)を使用していた時も、2年間の間Smart Coverを使用していた。
そして、2年という使用期間の間には2つの大きな問題があった。

Smart Cover時代の大きな問題が今回のSmart Folioで再び起こる可能性もなくはないので、Smart Folioの長期使用に対する不安をここでまとめておく。

①耐久性

個人的には、Smart Cover時代の最大のデメリットとしてすぐに思い浮かぶのは耐久性だった。無印iPad(2018)で2年使用した時点で日常使用に影響するレベルでボロボロになってしまった。Smart Folioではこのようなことがないことを祈る。

②生産終了

前述の通り、Smart Coverがボロボロになってしまった。どの製品に買い替えるか何度も検討したのだが、結局は同じSmart Coverを購入し直すことにしたのだが・・・

・・・・・・ ・・・・・・

既に生産終了となっていた。

ストアを見ても10.2インチiPad用のSmart Coverしか在庫がなく、迷いに迷っているその時、たまたま「Apple信者1億人創出計画」のぬふぬふさんがMOFT Xのレビューを行なっていた。しかも、驚くことに9.7インチに対応した製品があったため即決して、なんとかカバー問題を切り抜けることに成功した。

Smart Coverと同じペースで劣化が進むのであれば、Smart Folioも2年後には日常使用に影響のある劣化が訪れるということになる。iPadのカバーやスタンドの種類が増え続けている現在、それで悩むことになる可能性はどんどん低くなっていくと思うのだが、Smart Folioには「Apple純正アクセサリー特有の一体感」と言う唯一無二のメリットがある。そのため、生産終了は非常に心配な要素である。

総評:デザインと機能の両立をしたいのならSmart Folio一択

iPad用のカバーやスタンドの種類は、この記事を書いている現在でもどんどん増え続けている。その中で、縦スタンドや多段階スタンドができない上に7480円という高額な値段のSmart Coverは明らかに割高だ。
しかし、Smart Coverにはこれ以上ない武器がある。そう。iPadカバー&スタンド界最強のシンプルさと美しさだ。

長い期間使用していくケースだからこそ、飽きないデザインは本当に大事な要素だ。
実際「Apple信者1億人創出計画」のうぉずさんは、デザインの大事さを何度も何度もブログに書いている。

見た目が大好き

毎日触りたくなる

スキルや知識が伸びていく

人生がより良くなる

「Story.1 とある高校三年生編。2話「ジョブズ氏はこう言ってたよ。」」より

シンプルさも大事だ。SideCarを使用する際にも個人的に最高のデザインだと思うMacBook Pro(2017)のシンプルな薄型デザインに全く劣らないシンプルさは、もうこの美しさを自分のものにできるのなら7480円という価格は実質無料だと思ってしまうほどだ。
Apple純正であるからこその魅力、これがSmart Folioの最高の武器なのだろう。

この記事を最後まで読んでいただいたあなたがお勧めするiPadケースやスタンドはどのようなものだろうか?また、どのようなiPadケースやスタンドを愛用されているのだろうか?もしもあなたに少しの時間があるならば、この記事のコメント欄に書いていただけるとありがたい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました